弊社はこのほど、「全業種」の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「全業種 特許資産規模ランキング」をまとめました。2015年4月1日から2016年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。
「全業種 特許資産規模ランキング2016」の1位は三菱電機、2位 トヨタ自動車、3位 パナソニック、4位 キヤノン、5位 本田技研工業となりました。
【全業種 特許資産規模ランキング2016】
順位 | 前年 順位 |
企業名 | 特許資産 規模 (pt) |
特許 件数 |
---|---|---|---|---|
三菱電機 | 135,429.2 | 3,394 | ||
トヨタ自動車 | 131,974.7 | 4,325 | ||
パナソニック | 127,267.8 | 3,398 | ||
キヤノン | 95,795.4 | 3,699 | ||
本田技研工業 | 86,187.7 | 1,940 | ||
コニカミノルタ | 73,190.2 | 1,608 | ||
富士フイルム | 70,568.2 | 1,538 | ||
東芝 | 68,705.1 | 2,182 | ||
リコー | 60,664.7 | 2,022 | ||
セイコーエプソン | 60,641.5 | 2,276 | ||
1位 三菱電機は、空調関連や車載機器、電力変換装置などの分野に注目度の高い特許が多く見られます。空調関連の特許には、「簡単なリモコン操作で省エネ運転に切り替えることができる空気調和機」に関する技術などがあります。
2位 トヨタ自動車は、ハイブリッド車両や電気自動車の制御、運転支援システムなどの技術に注目度の高い特許が多く見られます。ハイブリッド車両関連の技術には「エンジン走行モードから電動機走行モードへの移行において、エンジンの回転速度を停止させる際のエンジンの逆回転を防止する技術」などが見られます。
3位 パナソニックは、LEDや電池の充電、交流の給配電などの分野に注目度の高い特許が多く見られます。充電関連の技術としては、「回路部品に触れることなくメンテナンス作業を行うことのできる電動車両用充電装置」などが挙げられます。
前年から大きく順位を上げた企業としては、本田技研工業、コニカミノルタが挙げられます。本田技研工業は「車両側部に設けられたバッテリを傾斜させた姿勢で容易に脱着することができる技術」など、バイク関連の分野に注目度の高い特許が多く見られます。またコニカミノルタは、「高い導電性と透明性を兼ね備えた、フレキシブルな有機EL素子」など、有機ELに関する分野に注目度の高い特許が多く見られます。
特許資産規模ランキングデータを、以下の通り販売しています。
※ランキングデータには個別特許の評価データは含まれません。
・全業種 特許資産規模ランキング(全期間トップ150と2015年度のトップ150)
・全業種 保有件数ランキング(全期間トップ150と2015年度のトップ150)
※本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2015年9月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる特許が含まれる可能性があります。
【価格】
50,000円(税抜)
【納品形態】
上記データを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
データ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。
個別特許の評価データを別途ご希望の場合は、お問い合わせください。
件数に応じて下表の単価が適用となります。
件数 | 単価(税抜) |
---|---|
1,000円/件 | |
600円/件 | |
500円/件 | |
300円/件 | |
お問い合わせください | |
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