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技術競争力の面から見たアライアンス効果のシミュレーション手法 ~ リチウムイオン電池市場におけるパナソニック、三洋電機に着目 ~ 


2009年09月08日

「ビズクランチャー」に搭載されている「アライアンス分析機能」を活用すると、経営統合やM&Aにおけるアライアンス効果を、技術競争力の面からシミュレーションすることが可能になります。ここでは、「リチウムイオン電池市場における、パナソニックと三洋電機」を題材として、その手法を紹介します。

深耕度と補完度から2社間の相乗効果をシミュレーション

パナソニックが三洋電機の子会社化に向けた手続きを進めていますが、両社が組むことにより注目される技術分野の1つに「リチウムイオン電池」があります。

リチウムイオン電池は、電気自動車への搭載などを中心に高い注目を集めており、今後の成長が見込まれる市場です。

そこでまず、パテントスコアを使って特許の質と量から競合状況を可視化する「出願人スコアマップ」の機能を使ってリチウムイオン電池市場全体の競合状況を見てみました(※シミュレーションのイメージは下記動画を参照)。

総合力を表す「出願人スコア」では、1位 ソニー、2位 パナソニック、3位 三洋電機となっています。

パナソニック、三洋電機はこの業界において、すでに非常に高い競争力を持っていることが分かりますが、両社をグループ企業として合算すると、1位のソニーを抜き、同市で圧倒的な強さを持つことがシミュレーション結果からも推測できます。

次に、「アライアンス分析機能」を使い、パナソニックから見てアライアンス効果の高い相手先企業をシミュレーションしました。

アライアンス効果の測定には、強い分野をより強化する度合いを測る「技術深耕度」と、互いの技術を補い合う度合いを測る「技術補完度」の2つの指標を用いています。

その結果、三洋電機はパナソニックとの技術深耕度が1位と非常に高く、この分析からも「強みを強化する」という点において、両社のアライアンスは有効なものであることが確認できます。

具体的には、特許庁のテーマコードで「5H017」に分類される「電池用の電極の担体または集電体」や、「5H050」に分類される「電池の電極および活物質」などの分野で高い相乗効果が得られることがシミュレーション結果から分かります。

パナソニックは三洋電機のほかにも、ソニー、LG化学、サムスン、東芝、三菱化学などと技術深耕度が高いです。

一方、技術補完度ではTDK、トヨタ自動車、ソニー、セントラル硝子などが候補の上位にあることが分かります。

このようにアライアンス分析を用いると、三洋電機以外にも無数に存在する競合他社すべてに対して、どの技術要素にどれだけの効果があるかを定量的にシミュレーションすることが可能になります。

【リチウムイオン電池の特許公報】1993年1月から2009年6月末時点までに発行された公報18,093件が対象。

 

※経営分析、競合調査、特許分析サービスに関する詳細は、
 「企業向け」「大学・研究機関向け」「金融機関向け」の各ページをご参照ください。

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