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FacebookはGoogleを狙い撃ちか？注目度1位の特許はWEB検索関連

　弊社はこのほど、米国特許商標庁に出願された米Facebook社の特許について、個別特許の注目度を測る指標「パテントスコア（※）」により評価した結果をまとめました。

　集計の結果、ウェブ検索に関する技術「特許番号7788260：Ranking search results based on the frequency of clicks on the search results by members of a social network who are within a predetermined degree of separation」が1位となりました。

　　　　　　【米Facebook パテントスコア　TOP5】

順位	出願番号	特許番号	発明の名称	パテントスコア
1	10/967609	7788260	Ranking search results based on the frequency of clicks on the search results by members of a social network who are within a predetermined degree of separation	80.2
2	11/682678	7680882	Multimedia aggregation in an online social network	74.6
3	09/061360	6065051	Apparatus and method for communication between multiple browser	73.4
4	11/117793	7451161	Compatibility scoring of users in a social network	73.3
5	10/897766	―	Authorization and authentication based on an individual's social network	72.8

　Facebookがウェブ検索の領域に進出しようとしていることは既にメディアで報じられていますが、この特許はその核になるものであると考えられます。これを起点として、改良技術が（継続出願として）複数出願されており、Facebookが検索の領域に積極的に取り組んでいる姿勢が伺えます。

　そのほか、「いいね！」ボタンや、Open Graph Protocolを使ってウェブ上のリソースを収集する技術など、主力のSNS（social network sevice）関連の特許が上位にランクインしています。

【米国パテントスコアについて】
パテントスコアは、個別特許の注目度を評価する指標です。主に、特許が出願されてから権利放棄に至るまでのさまざまなアクションを記録した「経過情報」を用いて評価しています。具体的には、米国において他の特許に引用された回数や、他社にライセンスされた数、他社から邪魔だと思われ米国特許庁に対し「再審査請求」された数などを集計し、それを同一分野（USPC）、同一出願年の他の特許と相対比較することで、1件ごとの注目度を偏差値で算出しています。
パテントスコア詳細についてはこちらをご参照ください。

本ランキングの更に詳しいデータを下記の通り販売しております。

【米Facebook パテントスコア トップ100　ご提供データ】

米Facebookの米国特許について、パテントスコア上位100件のリストをご提供。
（出願時の名義がFacebookではなくても、他社から譲渡を受けるなどして現時点でFacebookが権利を保有する特許も含めて評価しています）。

＜パテントスコア トップ100　リスト　掲載項目＞
上位100件について、パテントスコアの評価に活用しているこちらの項目も掲載しています。

【調査対象の特許群について】
下記の期間において米Facebookが権利を保有する米国特許が対象。

※　調査対象公報　集計期間
特許公報　　：1980年1月〜2011年6月
公開特許公報：2000年11月〜2011年6月

【納品形態】
上記データを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
データ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。

【価格】
50,000円（税抜）

【その他のご提供データ】

◆Facebookに関する特許ポートフォリオ分析レポートの提供も行っております（税抜100,000円）。
※レポートのサンプルはこちらを参照ください。

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