弊社はこのほど、独自に分類した「繊維・紙・パルプ」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「繊維・紙・パルプ業界 特許資産規模ランキング」をまとめました。2016年4月1日から2017年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。
その結果、1位 東レ、2位 東洋紡、3位 大王製紙となりました。
【繊維・紙・パルプ 特許資産規模ランキング2017 上位10社】
順位 | 前年 順位 |
企業名 | 特許資産 規模 (pt) |
特許 件数 |
---|---|---|---|---|
東レ | 20,284.6 | 474 | ||
東洋紡 | 11,318.9 | 221 | ||
大王製紙 | 10,466.4 | 341 | ||
クラレ | 8,617.6 | 219 | ||
帝人 | 6,810.0 | 164 | ||
王子ホールディングス | 6,462.3 | 201 | ||
日本製紙 | 3,244.5 | 61 | ||
ユニチカ | 2,608.2 | 76 | ||
KOLON INDUSTRIES | 2,037.6 | 33 | ||
グンゼ | 1,981.0 | 97 | ||
1位の東レの注目度の高い特許には、「炭素繊維複合材料」や「コンデンサ用二軸延伸ポリプロピレンフィルム、金属化フィルムおよびフィルムコンデンサ」に関する技術などが挙げられます。前者の技術は、日本のほか、米国、欧州特許庁、中国、韓国への出願がみられます。
東洋紡は、前年から順位を上げて2位となりました。「液晶表示装置」や、「ポリ乳酸系ポリエステル樹脂」に関する技術などが注目度の高い特許として挙げられます。どちらの特許も日本国内だけでなく、海外への出願がみられます。
3位の大王製紙の注目度の高い特許には、「吸収性物品」や、「トイレットロール包装体」に関する技術などがあります。
東洋紡のほか、前年から順位を上げた企業は、クラレやグンゼが挙げられます。クラレは「ビニル化合物の懸濁重合用分散剤」や「液体包装容器」に関する技術などが、グンゼは「導電性伸縮編地」や「止血材料」に関する技術などがそれぞれ注目度の高い特許として挙げられます。
特許資産規模ランキングデータを、以下の通り販売しています。
※ランキングデータには個別特許の評価データは含まれません。
・繊維・紙・パルプ 特許資産規模ランキング(全期間トップ100と2016年度のトップ50)
・繊維・紙・パルプ 保有件数ランキング(全期間トップ100と2016年度のトップ50)
・全業種 特許資産規模ランキング(全期間と2016年度トップ100)
・全業種 保有件数ランキング(全期間と2016年度トップ100)
※本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2017年9月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる特許が含まれる可能性があります。
【納品形態】
上記データを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
データ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。
【価格】
50,000円(税抜)
個別特許の評価データを別途ご希望の場合は、お問い合わせください。
件数に応じて下表の単価が適用となります。
件数 | 単価(税抜) |
---|---|
1,000円/件 | |
600円/件 | |
500円/件 | |
300円/件 | |
お問い合わせください | |
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