弊社はこのほど、コンタクトレンズ関連技術について競合分析を行い、参入企業に関する調査結果をまとめました。
1993年から2012年2月末までに日本の特許庁から公開された関連特許2,448件を対象に、個別特許スコアリング指標「パテントスコア」による評価を実施し、特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング(注)」を集計しました。
集計の結果、1位 JOHNSON & JOHNSON、次いで2位NOVARTIS、3位 メニコンとなりました。
【コンタクトレンズ関連技術 特許総合力トップ5】
順位 | 企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
有効特許件数 | 個別力 (個別スコア) |
---|---|---|---|---|
JOHNSON & JOHNSON | 956.5 pt | 183 | 72.9 pt | |
NOVARTIS | 853.7 pt | 124 | 70.4 pt | |
メニコン | 792.2 pt | 131 | 80.7 pt | |
COOPERVISION | 234.6 pt | 45 | 67.0 pt | |
BAUSCH & LOMB | 217.9 pt | 41 | 66.8 pt | |
1位JOHNSON & JOHNSONの注目度の高い特許には、「遠近両用の老眼コンタクトレンズ」や、「酸素透過性に優れたシリコーンハイドロゲル素材のソフトコンタクトレンズ」などが挙げられます。
2位NOVARTISの注目度の高い特許には、「長期間装着可能で、酸素透過性や水透過性に優れたコンタクトレンズ」や、「親水性ポリマーでコーティングされた酸素透過の高いコンタクトレンズ」などが挙げられます。
3位メニコンの注目度の高い特許には、「光学中心を鼻側に位置させることで、瞳孔とレンズの中心が重なるようにデザインされた遠近両用老眼コンタクトレンズ」や、「角膜上での回転をより確実に防止することで安定した見え方や良好な装用感が得られ、安全に使用することが可能なトーリックコンタクトレンズ」などが注目度の高い特許として挙げられます。
そのほかの上位企業には、東レやシード、トーメー、HOYA、三井化学などがあります。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「コンタクトレンズ関連技術」にてご覧いただけます。
参入企業の技術力と成長性を取りまとめたレポートです。
【価格】 ※個別企業分析の対象企業は、特許総合力上位企業または任意にご指定可能。 |
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(注)レポートは弊社データベースにおける最新の収録範囲に基づき作成いたします。
そのため、ご発注のタイミングによっては上記ランキングと順位、値が異なる可能性があります。
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パテントスコアを用いた総合力評価や出願件数などに基づく各種ランキングデータのご提供です。
【収録データ】 ・特許総合力ランキング_上位30社リスト ・有効特許件数ランキング_上位30社リスト ・開発規模(出願件数)ランキング_上位30社リスト ・競合状況分析マップ (権利者スコアマップ) ・母集団の公報リスト |
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