弊社はこのほど、水洗便器 洗浄水の節水技術について競合分析を行い、参入企業に関する調査結果をまとめました。
1993年から2012年3月末までに日本の特許庁から公開された関連特許652件を対象に、個別特許スコアリング指標「パテントスコア」による評価を実施し、特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング(※)」を集計しました。
集計の結果、1位TOTO、次いで2位LIXIL、3位 KOHLERとなりました。
【水洗便器 洗浄水の節水技術 特許総合力トップ5】
順位 | 権利者 | 総合力 (権利者スコア) |
有効特許 件数 |
個別力 (最高スコア) |
---|---|---|---|---|
TOTO | 601.5 pt | 112 | 76.2 pt | |
LIXIL | 110.5 pt | 45 | 66.3 pt | |
KOHLER | 83.1 pt | 5 | 72.2pt | |
ジョンソン設備管理 | 47.7 pt | 2 | 75.7 pt | |
パナソニック | 40.6 pt | 17 | 68.2 pt | |
1位TOTOの注目度の高い特許には、「洗浄水の旋回距離を短くし、吐水圧力を低くすることを可能にする構造の水洗便器」や、「使用状態に応じて適切に洗浄水を供給する水洗便器」などが挙げられます。
2位LIXILの注目度の高い特許には、「蓄圧装置に蓄圧状態で貯留された洗浄水を便器洗浄に利用することで節水を図る技術」や、「ハンドルのワンアクション操作で小洗浄水を排出できるフロート弁に関する技術」などが挙げられます。
3位KOHLERは、「排泄物の洗浄能力を高めるための貯水槽内ポンプ」に関する技術などが注目度の高い特許として挙げられます。
そのほか、4位のジョンソン設備管理は、「簡単な構成でありながらも、便器の未洗浄を防止するとともに、洗浄用水の使用量を節約できる洗浄装置」などが、5位のパナソニックは、「微細気泡発生器を備えることで洗浄能力を高め、節水を図る技術」などが、注目度の高い技術にあります。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「水洗便器 洗浄水の節水技術」にてご覧いただけます。
参入企業の技術力と成長性を取りまとめたレポートです。
【価格】 ※個別企業分析の対象企業は、特許総合力上位企業または任意にご指定可能。 |
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(注)レポートは弊社データベースにおける最新の収録範囲に基づき作成いたします。
そのため、ご発注のタイミングによっては上記ランキングと順位、値が異なる可能性があります。
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パテントスコアを用いた総合力評価や出願件数などに基づく各種ランキングデータのご提供です。
【収録データ】 ・特許総合力ランキング_上位30社リスト ・有効特許件数ランキング_上位30社リスト ・開発規模(出願件数)ランキング_上位30社リスト ・競合状況分析マップ (権利者スコアマップ) ・母集団の公報リスト |
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