弊社はこのほど、独自に分類した「精密機器」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「精密機器業界 特許資産規模ランキング」をまとめました。2016年4月1日から2017年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。
その結果、1位 キヤノン、2位 京セラドキュメントソリューションズ、3位 リコーとなりました。
【精密機器 特許資産規模ランキング2017 上位10社】
順位 | 前年 順位 |
企業名 | 特許資産 規模 (pt) |
特許 件数 |
---|---|---|---|---|
キヤノン | 107,282.9 | 4,233 | ||
京セラドキュメントソリューションズ | 74,488.3 | 1,359 | ||
リコー | 63,576.3 | 2,366 | ||
セイコーエプソン | 62,998.4 | 2,334 | ||
オリンパス | 60,613.0 | 1,478 | ||
コニカミノルタ | 46,797.4 | 1,386 | ||
大日本印刷 | 45,479.8 | 1,527 | ||
富士ゼロックス | 44,315.3 | 1,425 | ||
東京エレクトロン | 21,241.6 | 581 | ||
凸版印刷 | 17,629.0 | 670 | ||
1位のキヤノンの注目度の高い特許には、「超音波診断装置における検出素子の分解能のばらつきを低減する技術」や「複合機などの導電性部材に関し、長期間の使用によって生じる電気抵抗値の変化を低減する技術」などが挙げられます。
2位の京セラドキュメントソリューションズの注目度の高い特許には、「複合機などに関し、高湿環境下において発生する画像流れによる画像品質の低下を防止する技術」や「シートが搬送ベルトから離れる際の剥離放電の発生を抑制する技術」などが挙げられます。
3位のリコーの注目度の高い特許は、「複合機などのダクトの大型化やコスト上昇を招くことなく飛散トナーを効率よく回収し、飛散トナー吸い込み不足によるトナーの溜まり、詰まり、モレを抑制する技術」や「複合機などを操作するインターフェースに関し、画面開発を効率化する技術」などが挙げられます。
上位10社の中で、前年から順位を上げた企業として、オリンパス、大日本印刷、東京エレクトロン、凸版印刷などがあります。このうち昨年12位から3ランク上昇した東京エレクトロンの注目度の高い特許には、「膜種及びガス種が異なる複数のエッチング工程を切り替えることができるエッチング方法に関する技術」など挙げられます。
特許資産規模ランキングデータを、以下の通り販売しています。
※ランキングデータには個別特許の評価データは含まれません。
・精密機器 特許資産規模ランキング(全期間トップ100と2016年度のトップ100)
・精密機器 保有件数ランキング(全期間トップ100と2016年度のトップ100)
・全業種 特許資産規模ランキング(全期間と2016年度トップ100)
・全業種 保有件数ランキング(全期間と2016年度トップ100)
※本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2017年9月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる特許が含まれる可能性があります。
【納品形態】
上記データを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
データ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。
【価格】
50,000円(税抜)
個別特許の評価データを別途ご希望の場合は、お問い合わせください。
件数に応じて下表の単価が適用となります。
件数 | 単価(税抜) |
---|---|
1,000円/件 | |
600円/件 | |
500円/件 | |
300円/件 | |
お問い合わせください | |
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