投稿日:2021年03月25日
【ゲーム・エンターテインメント】特許資産規模ランキング トップ3はコナミデジタルエンタテインメント、任天堂、ソニー・インタラクティブ
#エンターテインメント
弊社はこのほど、独自に分類した「ゲーム・エンターテインメント」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「ゲーム・エンターテインメント業界 特許資産規模ランキング」をまとめました。2019年4月1日から2020年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。
その結果、1位 コナミデジタルエンタテインメント、2位 任天堂、3位 ソニー・インタラクティブエンターテインメントとなりました。
【ゲーム・エンターテインメント 特許資産規模ランキング2020 上位10社】
順位 | 企業名 | 特許資産規模 (pt) |
特許件数 |
---|---|---|---|
コナミデジタルエンタテインメント | 4,156.1 | 134 | |
任天堂 | 4,010.4 | 135 | |
ソニー・インタラクティブエンターテインメント | 3,882.5 | 125 | |
コロプラ | 3,848.7 | 96 | |
グリー | 3,428.8 | 129 | |
セガ | 3,273.8 | 108 | |
バンダイ | 2,861.8 | 86 | |
バンダイナムコエンターテインメント | 2,356.3 | 110 | |
フリュー | 1,786.1 | 34 | |
スクウェア・エニックス・ホールディングス | 1,739.4 | 65 | |
1位 コナミデジタルエンタテインメントの注目度の高い特許には「ゲーム中の各ユーザ間の意見交換或いは共有に要する時間を抑制することができるゲームシステム」や「少ない操作で多くの操作をまかなうタイミングゲーム」が挙げられます。
2位 任天堂は「ユーザの睡眠に関する状態に連動させて実行するアプリで、操作を簡略化する方法」や「健康情報の測定や分析結果の確認を継続的に行わせる動機付けをユーザに与える方法」などが注目度の高い特許として挙げられます。
3位 ソニー・インタラクティブエンターテインメントの注目度の高い特許には「集積回路とヒートシンクとを確実に接触させることができ、且つ不要輻射の発生を効果的に抑えることができる電子機器」や「視点が変位しても高品質で作成の遅延が少ない立体画像」が挙げられます。
4位のコロプラは「ゲームの世界への没入感を高め、ゲームの興趣性を向上させることが可能なゲームプログラム」、5位のグリーは「ユーザに対してゲームをプレイする動機付けを与えるプログラム」などが注目度の高い特許として挙げられます。
【ランキングの集計について】
特許資産の規模とは、企業が保有する特許(特許庁から特許登録が認められ、失効や権利放棄されていないもの)を「特許資産」としてとらえ、その総合力を判断するための指標です。特許1件ごとに注目度に基づくスコアを算出した上で、それに特許失効までの残存期間を掛け合わせ、企業ごとに合計得点を集計しています。注目度の算出には、特許の出願後の審査プロセスなどを記録化した経過情報などを用いています。経過情報には、出願人による権利化への意欲や、特許庁審査官による審査結果、競合他社によるけん制行為などのアクションが記録されており、これらのデータを指数化することで、出願人、審査官、競合他社の3者が、個々の特許にどれくらい注目しているかを客観的に評価することができます。
※本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2020年9月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる特許が含まれる可能性があります。
※業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
ランキングデータの販売
特許資産規模ランキングデータを、以下の通り販売しています。
※ランキングデータには個別特許の評価データは含まれません。
【ゲーム・エンターテインメント】特許資産規模ランキング
・ゲーム・エンターテインメント 特許資産規模ランキング(全期間トップ50と2019年度のトップ30)
・ゲーム・エンターテインメント 登録特許件数ランキング(全期間トップ50と2019年度のトップ30)
・全業種 特許資産規模ランキング(全期間と2019年度のトップ100)
・全業種 登録特許件数ランキング(全期間と2019年度のトップ100)
※本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2020年9月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる特許が含まれる可能性があります。
【納品形態】
上記データを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
データ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。
【価格】
50,000円(税抜)
個別特許の評価データ
個別特許の評価データを別途ご希望の場合は、お問い合わせください。
件数に応じて下表の単価が適用となります。
件数 | 単価(税抜) |
---|---|
1,000円/件 | |
600円/件 | |
500円/件 | |
300円/件 | |
お問い合わせください | |
※業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
※算出方法について:
特許資産の規模とは、各出願人が保有する特許(特許庁に登録され、失効や権利放棄されていない特許)を「特許資産」としてとらえ、その総合力を判断するための指標です。特許1件ごとに注目度に基づくスコアを算出した上で、それに特許失効までの残存期間を掛け合わせ、出願人ごとに合計得点を集計しています。注目度の算出には、特許の出願後の審査プロセスなどを記録化した経過情報などを用いています。
経過情報には、出願人による権利化への意欲や、特許庁審査官による他社特許拒絶への引用、競合他社によるけん制行為などのアクションが記録されており、これらのデータを指数化することで、出願人、審査官、競合他社の3者が、個々の特許にどれくらい注目しているかを客観的に評価することができます。