投稿日:2022年12月06日

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【化学】特許資産規模ランキング トップ3は富士フイルム、積水化学工業、花王

#化学製品・材料

 弊社はこのほど、独自に分類した「化学」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「化学業界 特許資産規模ランキング」をまとめました。2021年4月1日から2022年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。

 その結果、1位 富士フイルム、2位 積水化学工業、3位 花王となりました。

     【化学 特許資産規模ランキング2022 上位10社】

順位 企業名 特許資産規模
(pt)
特許件数
1
富士フイルム58,099.41,113
2
積水化学工業24,822.4615
3
花王22,123.4710
4
LG CHEM22,095.4558
5
日東電工21,470.0452
6
住友化学18,819.4494
7
旭化成18,225.2410
8
DIC16,636.7344
9
三菱ケミカル15,696.2546
10
LG ENERGY SOLUTION13,236.7419

 1位 富士フイルムの注目度の高い特許には「優れた欠陥抑制性能を有する薬液の製造方法」や「パターンの断面形状の矩形性に優れ、真空処理後の膜剥がれが抑制され、かつ解像性に優れるレジスト膜」が挙げられます。

 2位 積水化学工業は「インクジェット法で容易に塗布でき、低アウトガス性に優れる有機EL表示素子用封止剤」や「管内に異常が生じた際、大掛かりな装置や器具を用いず簡単に管内の状態を確認できる排水集合継手」などが注目度の高い特許として挙げられます。

 3位 花王の注目度の高い特許には「画像濃度及・彩度に優れる静電荷像現像用トナー」や「環境RNAを用いた水環境の生態系の調査方法」が挙げられます。

 4位のLG CHEMは「燃料電池スタックが傾くのを防止する性能評価装置」、5位の日東電工は「全光線透過率、ヘイズ改善、薄型化、低コスト化を達成したタッチセンサ」などが注目度の高い特許として挙げられます。


【ランキングの集計について】

 特許資産の規模とは、企業が保有する特許(特許庁から特許登録が認められ、失効や権利放棄されていないもの)を「特許資産」としてとらえ、その総合力を判断するための指標です。特許1件ごとに注目度に基づくスコアを算出した上で、それに特許失効までの残存期間を掛け合わせ、企業ごとに合計得点を集計しています。注目度の算出には、特許の出願後の審査プロセスなどを記録化した経過情報などを用いています。

 経過情報には、出願人による権利化への意欲や、特許庁審査官による審査結果、競合他社によるけん制行為などのアクションが記録されており、これらのデータを指数化することで、出願人、審査官、競合他社の3者が、個々の特許にどれくらい注目しているかを客観的に評価することができます。

※本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2022年6月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる特許が含まれる可能性があります。
※業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。


ランキングデータの販売

特許資産規模ランキングデータを、以下の通り販売しています。
※ランキングデータには個別特許の評価データは含まれません。

【化学】特許資産規模ランキング

・化学 特許資産規模ランキング(全期間と2021年度のトップ100)
・化学 登録特許件数ランキング(全期間と2021年度のトップ100)
・全業種 特許資産規模ランキング(全期間と2021年度のトップ100)
・全業種 登録特許件数ランキング(全期間と2021年度のトップ100)

【納品形態】
上記データを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
データ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。

【価格】
50,000円(税抜)

個別特許の評価データ

個別特許の評価データを別途ご希望の場合は、お問い合わせください。
件数に応じて下表の単価が適用となります。

件数 単価(税抜)
~499件まで
1,000円/件
500件~999件まで
600円/件
1,000件~4,999件まで
500円/件
5,000件~9,999件まで
300円/件
10,000件以上
お問い合わせください

※業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
※算出方法について:
特許資産の規模とは、各出願人が保有する特許(特許庁に登録され、失効や権利放棄されていない特許)を「特許資産」としてとらえ、その総合力を判断するための指標です。特許1件ごとに注目度に基づくスコアを算出した上で、それに特許失効までの残存期間を掛け合わせ、出願人ごとに合計得点を集計しています。注目度の算出には、特許の出願後の審査プロセスなどを記録化した経過情報などを用いています。
経過情報には、出願人による権利化への意欲や、特許庁審査官による他社特許拒絶への引用、競合他社によるけん制行為などのアクションが記録されており、これらのデータを指数化することで、出願人、審査官、競合他社の3者が、個々の特許にどれくらい注目しているかを客観的に評価することができます。

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