弊社はこのほど「遊技機業界」を対象に、2025年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計した「遊技機業界 他社牽制力ランキング2025」をまとめました。この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2025年に最も引用された企業は、SANKYO、次いで京楽産業、サミーとなりました。
【遊技機業界 他社牽制力ランキング2025 上位10社】
| 順位 | 企業名 | 引用された 特許数 |
|---|---|---|
| SANKYO | 1,039 | |
| 京楽産業 | 602 | |
| サミー | 532 | |
| ソフィア | 360 | |
| 平和 | 356 | |
| 大都技研 | 329 | |
| サンセイアールアンドディ | 318 | |
| ニューギン | 311 | |
| ユニバーサルエンターテインメント | 303 | |
| 藤商事 | 301 | |
1位 SANKYOの最も引用された特許は「遊技機から送られる情報を基に適正判定を行うことで、管理装置の負担を軽減する遊技用システム」に関する技術で、三洋物産の計40件の審査過程で引用されています。このほかには「可動部の位置に応じて異なる流路を提供し、遊技者に有利な状態を制御するパチンコ遊技機」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、三洋物産の計38件の拒絶理由として引用されています。
2025年にSANKYOの特許による影響を受けた企業として三洋物産、サミー、京楽産業などが挙げられます。
2位 京楽産業の最も引用された特許は「電源投入後好適な状況下で遊技に関する演出効果の調整を行える遊技機」に関する技術で、SANKYOなどの計168件の審査過程で引用されています。このほか「入賞判定に基づき演出を制御し、虹色ランプと図柄表示で特別遊技の結果を報知する遊技機」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、大一商会などの計164件の拒絶理由として引用されています。
2025年に京楽産業の特許による影響を受けた企業としてはSANKYO、三洋物産、大一商会などが挙げられます。
3位 サミーの最も引用された特許は「装飾図柄の変動表示を制御し、演出用図柄の停止・再始動を最適化することで、ぱちんこ遊技機の興趣性を向上させる装置」に関する技術で、京楽産業などの計86件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2025年にサミーの特許による影響を受けた企業としてはSANKYO、三洋物産、京楽産業などが挙げられます。
4位 ソフィアは「多様化する演出を効率良く開発できる遊技機」、5位 平和は「抽選要素を記憶し、記憶内連荘時に特殊連続演出を実行することで、連続性を保ちつつ新鮮な演出を提供する遊技機」が、最も引用された特許として挙げられます。
【ランキングの集計について】
日本特許庁に特許出願され、2025年12月までに公開された全特許のうち、2025年1月~12月末の期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を対象に、抽出・集計をしています。
また本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2026年5月時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる可能性があります。
なお各企業の業種につきましては、総務省の日本標準産業分類等を参考に分類しています。
ランキングデータの販売
本ランキングの詳細データを、下記の通り販売しています。
遊技機業界 他社牽制力ランキング2025 ご提供データ
1)ランキングトップ30社
遊技機業界の被引用件数上位30社のランキング
2)被引用件数上位100件のリスト
遊技機業界の被引用件数上位100件および引用先の特許との対応を掲載
価格:50,000円(税抜)
【納品形態】
上記データを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
データ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。
その他、審査官引用分析に関する特定企業の調査依頼も別途承ります。
