【ハウスメーカー】特許資産規模ランキング　トップ3は大和ハウス、トヨタホーム、ミサワホーム

　弊社はこのほど、独自に分類した「ハウスメーカー」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「ハウスメーカー業界　特許資産規模ランキング」をまとめました。2019年4月1日から2020年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。

　その結果、1位 大和ハウス工業、2位 トヨタホーム、3位 ミサワホームとなりました。

　　　　　【ハウスメーカー　特許資産規模ランキング2020　上位10社】

　1位 大和ハウス工業の注目度の高い特許には「施工時間が短くて済み施工の作業性が良く、低価格で建築できる建物の壁構造」や「コーン状破壊が発生しても急激な荷重低下を伴わない構造の鉄骨梁」が挙げられます。

　2位 トヨタホームは「増設した家庭用電気機器等の消費電力も表示できるホームマネージメントシステム」（ミサワホーム、デンソーと共同出願）や「簡単な駐車操作で非接触給電部と非接触受電部との相対的な位置関係を確保できる非接触給電用の車両位置決め装置」などが注目度の高い特許として挙げられます。

　3位 ミサワホームの注目度の高い特許には「施工効率を向上させた家屋の外壁施工方法、およびこれに使用する在来工法用支柱ユニット」（益田建設、三菱商事建材と共同出願）や「壁に据え付ける壁付家具を、強度を落とすことなく軽量化するとともに、低コストで設置する方法」が挙げられます。

　4位の旭化成ホームズは「塗装対象物までの距離が短い場合でも、適切に塗装可能なスプレーガン吐出口金用アタッチメント」、5位の積水ハウスは「窓部における結露の発生を抑制し、室内の快適性を向上させることが可能な遮蔽幕、及び前記遮蔽幕を備える窓部構造」などが注目度の高い特許として挙げられます。

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