投稿日:2025年10月29日

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【機械】特許資産規模ランキング2025 トップ3はダイキン、三菱重工、クボタ

#産業機械・制御機械・重機

 弊社はこのほど、独自に分類した「機械」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「機械業界 特許資産規模ランキング2025」をまとめました。2024年4月1日から2025年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。

 その結果、1位 ダイキン工業、2位 三菱重工業、3位 クボタとなりました。


     【機械 特許資産規模ランキング2025 上位10社】

順位 企業名 特許資産規模
(pt)
登録件数
1
ダイキン工業 25,920.6 602
2
三菱重工業 20,860.8 579
3
クボタ 19,377.9 646
4
豊田自動織機 7,651.5 419
5
住友重機械工業 7,628.5 302
6
日本精工 7,488.0 213
7
IHI 7,026.1 210
8
FUJI 6,703.8 286
9
ヤンマーホールディングス 6,419.1 208
10
ダイフク 6,172.0 128

 1位 ダイキン工業の注目度の高い特許には「伝熱管の外径を拡大する際の潤滑油の量を削減できる熱交換器」や「高い撥水撥油性を与える長鎖アルコール含有ウレタン化合物」に関する技術が挙げられます。

 2位 三菱重工業は「蒸気タービンの発電出力を低下させずに復水器内の圧力増加を抑制できる地熱発電プラント」や「コストダウンを実現することが可能なガスタービンのメンテナンス方法」に関する技術などが注目度の高い特許として挙げられます。

 3位 クボタの注目度の高い特許には「後端側ヘッド部分の冷却性能が改善される水冷式ディーゼルエンジン」や「走行時にも他の油圧アクチュエータを操作できる作業機」などに関する技術が挙げられます。

 4位の豊田自動織機は「水の滞留を抑制しつつ、電位変動による劣化を抑制する燃料電池」、5位の住友重機械工業は「下部走行体と上部旋回体からなる掘削機であるショベルの自動移動機能を実現する自律走行システム」が、注目度の高い特許として挙げられます。


【ランキングの集計について】

 特許資産の規模とは、企業が保有する特許(特許庁から特許登録が認められ、失効や権利放棄されていないもの)を「特許資産」としてとらえ、その総合力を判断するための指標です。特許1件ごとに注目度に基づくスコアを算出した上で、それに特許失効までの残存期間を掛け合わせ、企業ごとに合計得点を集計しています。注目度の算出には、特許の出願後の審査プロセスなどを記録化した経過情報などを用いています。

 経過情報には、出願人による権利化への意欲や、特許庁審査官による審査結果、競合他社によるけん制行為などのアクションが記録されており、これらのデータを指数化することで、出願人、審査官、競合他社の3者が、個々の特許にどれくらい注目しているかを客観的に評価することができます。

※本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2025年6月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる特許が含まれる可能性があります。
※業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。


ランキングデータの販売

特許資産規模ランキングデータを、以下の通り販売しています。
※ランキングデータには個別特許の評価データは含まれません。

【機械】特許資産規模ランキング

・機械 特許資産規模ランキング(全期間と2024年度のトップ100)
・機械 登録特許件数ランキング(全期間と2024年度のトップ100)
・全業種 特許資産規模ランキング(全期間と2024年度のトップ100)
・全業種 登録特許件数ランキング(全期間と2024年度のトップ100)


【納品形態】
上記データを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
データ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。


【価格】
50,000円(税抜)

個別特許の評価データ

個別特許の評価データを別途ご希望の場合は、お問い合わせください。
件数に応じて下表の単価が適用となります。

件数 単価(税抜)
~499件まで
1,000円/件
500件~999件まで
600円/件
1,000件~4,999件まで
500円/件
5,000件~9,999件まで
300円/件
10,000件以上
お問い合わせください

※業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
※算出方法について:
特許資産の規模とは、各出願人が保有する特許(特許庁に登録され、失効や権利放棄されていない特許)を「特許資産」としてとらえ、その総合力を判断するための指標です。特許1件ごとに注目度に基づくスコアを算出した上で、それに特許失効までの残存期間を掛け合わせ、出願人ごとに合計得点を集計しています。注目度の算出には、特許の出願後の審査プロセスなどを記録化した経過情報などを用いています。
経過情報には、出願人による権利化への意欲や、特許庁審査官による他社特許拒絶への引用、競合他社によるけん制行為などのアクションが記録されており、これらのデータを指数化することで、出願人、審査官、競合他社の3者が、個々の特許にどれくらい注目しているかを客観的に評価することができます。

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