特許用語集
CPC
CPCとは、Cooperative Patent Classificationの略で、「共同特許分類」とも呼ばれ、欧州特許庁(EPO:European Patent Office)と米国特許商標庁(USPTO:United States Patent and Trademark Office)で共通に使われる特許分類体系のことである。2013年1月1日から発効された。
従来、米国では米国独自の特許分類であるUSPC(US Patent Classification)が、欧州では欧州独自の特許分類であるECLA(European Classification)が採用されていたが、主要国間において異なる特許分類を国際標準化しようとする動きが高まり、両者の統一分類としてCPCの運用が決められた。
その後、中国、韓国、さらにはヨーロッパ各国等もCPCの採用が決まっている。CPCの普及に伴い、日本の特許庁や、中国、韓国特許庁を含めた5大特許庁による実質的な国際共通ハイブリッド分類である「CHC(Common Hybrid Classification)」の実現に向けたプロジェクトは事実上終了した。
その他のCPC関連情報
Cooperative Patent Classification(CPC公式サイト)