弊社はこのほど、鉄鋼・非鉄金属製品業界における他社牽制力ランキングをまとめました。これは、特許庁の審査官が拒絶査定を下した特許の拒絶理由通知に引用された公報について調査したもので、企業ごとに拒絶した他社特許の件数を集計しました。
拒絶理由通知は、ある特許が出願された際に、既に出願されている特許が存在するために新規性や進歩性などの特許要件が認められない場合に、審査官から出願人に対して通知されるものです。拒絶理由通知に引用されるということは、「審査官から先行技術として認知されている」ことを意味しています。
今回のランキングでは、このうち拒絶査定が下された公報に限定して集計しており、各企業の特許が業界に与える影響度を知ることができます。
1位 住友電気工業の最も引用された特許は、「ナビゲーション装置」に関する技術です。同特許が引用例となり、三菱電機やマツダなど25件の特許が拒絶査定になりました。また2位 新日本製鐵は「ペーパーレス調達システム」など、3位 JFEスチールは「鋼帯の洗浄液浄化装置」などの特許が引用され、多くの他社特許が拒絶査定になりました。
上位20社中で被引用率が最も高いのは、20位 信越半導体です。「ウエーハ研磨装置」に関する技術が引用され、SUMCOや東京エレクトロンなどの特許が拒絶査定になりました。
【鉄鋼・非鉄金属製品業界 他社牽制力ランキング】
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電気機器業界において、他社特許の拒絶に引用された「被引用件数」が多い順に公報を集計。
上位100社のランキングと上位1000件までの公報リストをご提供。
1) 鉄鋼・非鉄金属製品業界 他社牽制力ランキング 上位100社ランキング
2) 鉄鋼・非鉄金属製品業界 他社拒絶件数 トップ1000リスト
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