弊社はこのほど、日本に出願されたエアバッグ関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用いて参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
エアバッグは従来からの運転席や助手席用に加え、座席サイドに装備されるサイドエアバッグやルーフライニング部に装備されるカーテンエアバッグなど、自動車内部全体への搭載が進んでおり、衝突時の安全性が大きく向上しています。本調査ではエアバッグ関連技術の特許を集計し、各個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。
その結果、「総合力ランキング(注1)」では、1位 AUTOLIVグループ、2位 タカタグループ、3位 豊田合成となりました(表1、図1)。
【エアバッグ関連技術 特許総合力トップ5】(表1)
順位 | 企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
有効特許件数 | 個別力 (最高スコア) |
---|---|---|---|---|
AUTOLIVグループ | 2755.4 | 441 | 79.8 | |
タカタグループ | 2325.1 | 487 | 90.9 | |
豊田合成 | 1790.0 | 585 | 88.2 | |
トヨタ自動車 | 1756.2 | 450 | 88.2 | |
ダイセル | 867.7 | 186 | 85.5 | |
総合力1位のAUTOLIVグループおよび2位のタカタグループは、乗員の着座位置が正規の状態に無い場合のエアバッグ開閉に関する技術が、共に注目度の高い特許として挙げられます。3位の豊田合成は、4位トヨタ自動車との共同出願である頭部保護用エアバッグに関する特許が高い注目度となっています。
本分野における総合力上位5社のうち、トヨタ自動車を除いた4社が、どのような完成車メーカーと協業関係にあるかを特許の共同保有状況から調査しました(図2.完成車メーカーは本分野における出願件数の上位10社)。
AUTOLIVグループはトヨタ自動車、本田技研工業との保有が多いほか、富士重工業やHYUNDAI MOTORとの保有が見られます。タカタグループはトヨタ自動車、本田技研工業のほか、マツダ、日産自動車など、多くの完成車メーカーと協業していることが伺えます。豊田合成はトヨタ自動車、ダイハツ工業といったグループ企業以外にも三菱自動車工業との保有が見られます。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポートの「エアバッグ関連技術」にてご覧いただけます。
参入企業の技術力と成長性を取りまとめたレポートです。
【価格】 ※個別企業分析の対象企業は、特許総合力上位企業または任意にご指定可能。 |
|
(注)レポートは弊社データベースにおける最新の収録範囲に基づき作成いたします。
そのため、ご発注のタイミングによっては上記ランキングと順位、値が異なる可能性があります。
【納品形態】
レポートのPDF、公報リストを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
レポート冊子やデータ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。
パテントスコアを用いた総合力評価や出願件数などに基づく各種ランキングデータのご提供です。
【収録データ】 ・特許総合力ランキング_上位30社リスト ・有効特許件数ランキング_上位30社リスト ・開発規模(出願件数)ランキング_上位30社リスト ・競合状況分析マップ (権利者スコアマップ) ・母集団の公報リスト |
サンプルデータはこちら
【納品形態】
上記データを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
データ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。
【価格】
50,000円(税抜)
Menu | |
---|---|
Top | |
特許ランキング | |
Biz Cruncherとは? | |
受託特許分析 | |
分野・企業別レポート | |
無料知財セミナー | |
ニュース | |
コラム | |
商品一覧 | |
パテントスコア | |
企業の方へ | |
大学の方へ | |
金融機関の方へ |
特許分析のパテント・リザルト TEL:03-5802-6580
特許分析・経営分析関連のつぶやき &
特許分析・経営分析関連のFacebook
Copyright c Patent Result Co., Ltd.