弊社はこのほど、独自に分類した「自動車メーカー」を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「自動車メーカー 特許資産規模ランキング2014」をまとめました。2013年4月1日から2014年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。
その結果、1位 トヨタ自動車、2位 本田技研工業、3位 日産自動車となりました。
【自動車メーカー 特許資産規模ランキング2014】
順位 | 前年 順位 |
企業名 | 特許資産 規模 (pt) |
登録 件数 |
---|---|---|---|---|
トヨタ自動車 | 161,524 | 5,150 | ||
本田技研工業 | 109,171 | 3,701 | ||
日産自動車 | 53,253 | 1,995 | ||
豊田中央研究所 | 13,620 | 533 | ||
マツダ | 13,548 | 591 | ||
三菱自動車工業 | 10,590 | 391 | ||
ヤマハ発動機 | 10,188 | 215 | ||
富士重工業 | 9,532 | 361 | ||
ダイハツ工業 | 6,946 | 302 | ||
スズキ | 5,722 | 305 | ||
1位のトヨタ自動車の注目度の高い特許には、「停止距離に応じて適正な速度パターンを生成し、燃費の向上を可能とする車両走行制御に関する技術」や、日本軽金属との共同保有となっている「品質安定化および効率化、操業安定化を図ることのできるアルミニウム合金ビレットの生産技術」が挙げられます。いずれも、比較的近年となる2009年の特許出願であるにもかかわらず、後発の特許審査の過程で、拒絶査定における先行文献として審査官に引用されています。
2位の本田技研工業は、「制御性を向上させることができる自動変速機の油圧制御に関する技術」などが注目度の高い特許として挙げられます。この特許は、PCT国際出願からの移行となっており、パテントファミリーの情報を確認すると、日本のほかには、米国で特許取得済み、中国で実体審査中であることが分かります。また、デンソーによる特許出願の審査の過程で、拒絶査定における先行文献として審査官に引用されています。
3位の日産自動車の注目度の高い特許には「シーリングスクリーンをドアインナーパネルに貼着した場合における水密性、気密性が高いドアのシール構造」が挙げられます。この特許は、中国への特許出願を理由として2012年末に早期審査請求を行ったものの、拒絶査定となりましたが不服審判請求を経て、特許査定となっています。
本ランキングに関するさらに詳しい情報を、下記の通り販売しています。
・自動車メーカー 特許資産規模ランキング(全期間トップ100 30と2013年度のトップ30)
・自動車メーカー 保有件数ランキング(全期間トップ100 30と2013年度のトップ30)
※ご提供データの社数の記載に誤りが御座いました。お詫びするとともに、訂正させて頂きます。
・全業種 特許資産規模ランキング(全期間と2013年度トップ100)
・全業種 保有件数ランキング(全期間と2013年度トップ100)
※本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2014年3月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる特許が含まれる可能性があります。
【価格】
50,000円(税抜)
【納品形態】
上記データを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
データ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。
個別特許の評価データを別途ご希望の場合は、お問い合わせください。
件数に応じて下表の単価が適用となります。
件数 | 単価(税抜) |
---|---|
1,000円/件 | |
600円/件 | |
500円/件 | |
300円/件 | |
お問い合わせください | |
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