弊社はこのほど、2021年8月5日までに日本の特許庁で公開された「船体構造関連技術」について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
船舶は世界貿易の中核を担っており、造船は現代社会において欠かせない技術となっています。日本においては、海運業や軍艦製造の需要から古くから造船業が盛んで、特に船舶の構造に関する技術で高い評価を受けています。本ランキングでは、日本の特許庁で公開されている船体構造関連技術全般について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。
集計の結果、「総合力ランキング(※1)」では、1位 三菱造船、2位 三井E&S造船、3位 大宇造船海洋(韓・DAEWOO SHIPBUILDING & MARINE ENGINEERING)となりました(表1、図1)。
【船体構造関連技術 特許総合力トップ5】(表1)
順位 | 企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
有効特許件数 | 個別力 (最高スコア) |
---|---|---|---|---|
三菱造船 | 1,088.2 | 225 | 84.4 | |
三井E&S造船 | 637.4 | 168 | 84.0 | |
大宇造船海洋(韓) | 574.6 | 57 | 83.6 | |
海上・港湾・航空技術研究所 | 518.9 | 168 | 79.2 | |
GAZ TRANSPORT ET TECHNIGAZ(仏) | 501.1 | 76 | 81.5 |
1位 三菱造船は、「多種多様な方式のバラスト水処理装置を船内適所に容易に設置可能とする船舶構造」や「配置性に優れた、排ガスを脱硫するための船舶用脱硫装置」に関する技術などが、注目度の高い特許として挙げられます。
2位 三井E&S造船の注目度の高い特許には「火事の際に消火用の海水を機関区域に確実に供給できるタンカー船」や「気象、海象、海流の実測定データを用いて自船の最適航路計算の精度を向上し、省エネルギーを図る運航システム」に関する技術などが挙げられます。
3位 大宇造船海洋の注目度の高い特許には「燃料ガス主推進エンジンと燃料ガス発電エンジンを選択的に駆動する船舶」や「液化天然ガスを貯蔵し、燃料として使用するエンジンを備えた船舶の液化ガス処理システム」に関する技術などが挙げられます。
そのほか、4位 海上・港湾・航空技術研究所は「船尾形状の工夫により推進効率が向上させられた二軸船尾双胴型船舶」など、5位 GAZ TRANSPORT ET TECHNIGAZは「柔軟な又は堅い支持体の上に、柔軟なシートのストリップを接合する方法」などの技術が、注目度の高い特許として挙げられます。
6位以下にはジャパンマリンユナイテッドや川崎重工業、三菱重工業などの企業がランクインしています。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「船体構造関連技術」にてご覧いただけます。
参入企業の技術力と成長性を弊社アナリストが分かりやすく解説したレポートです。
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(注)レポートは弊社データベースにおける最新の収録範囲に基づき作成いたします。
そのため、ご注文のタイミングによっては上記ランキングと順位、値が異なる可能性があります。
【納品形態】
冊子1冊。CD-ROMにレポートのPDF、分析に使った特許公報リストCSVを収録。
パテントスコアを用いた総合力評価や出願件数などに基づく各種ランキングデータのご提供です。
【収録データ】 ・特許総合力ランキング_上位30社リスト ・有効特許件数ランキング_上位30社リスト ・開発規模(出願件数)ランキング_上位30社リスト ・競合状況分析マップ (権利者スコアマップ) ・母集団の公報リスト |
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