弊社はこのほど、2021年11月25日までに日本の特許庁で公開された「過給機関連技術」について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
過給機とは、内燃機関に圧縮空気を送り込む装置で、自動車や船舶など輸送機器のほか、農業機械を含む産業機械のエンジンにも利用されています。本ランキングでは、日本の特許庁で公開されている過給機関連技術全般について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。
集計の結果、「総合力ランキング(※1)」では、1位 IHI、2位 トヨタ自動車、3位 三菱重工エンジン&ターボチャージャとなりました(表1、図1)。
【過給機関連技術 特許総合力トップ5】(表1)
順位 | 企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
有効特許件数 | 個別力 (最高スコア) |
---|---|---|---|---|
IHI | 1,617.6 | 360 | 88.7 | |
トヨタ自動車 | 1,311.0 | 416 | 75.7 | |
三菱重工エンジン&ターボチャージャ | 1,308.7 | 225 | 88.9 | |
三菱重工業 | 1,181.5 | 207 | 72.3 | |
BORGWARNER | 988.9 | 151 | 72.3 |
1位 IHIは「車両用過給機等において、タービンインペラ側へ供給する排気ガスの流量を可変とする、ガス流量可変通路開口部の開閉バルブ機構」や「高圧空間と低圧空間とのシール性を高められる電動装置および電動過給機」に関する技術などが、注目度の高い特許として挙げられます。
2位 トヨタ自動車の注目度の高い特許には「目標過給圧が低い状態において、内燃機関の2つバンク間で気筒の燃焼状態がアンバランスになることを抑制する制御装置」や「生産性に優れ、性能向上を図ることができる過給機用のコンプレッサハウジング」に関する技術などが挙げられます。
3位 三菱重工エンジン&ターボチャージャの注目度の高い特許には「弁体の弁座への均一かつ確実な着座と、弁体の振動抑制とをともに達成することができるウエストゲートバルブ」や「回転機械の羽根車、該羽根車を備えたコンプレッサ、過給機及び該羽根車の製造方法」に関する技術などが挙げられます。
そのほか、4位 三菱重工業は「省エネルギー性に優れ、出力ないし効率を向上させたターボコンパウンドシステム」など、5位 BORGWARNERは「ターボチャージャ用の球形スラスト軸受装置」などの技術が、注目度の高い特許として挙げられます。
6位以下にはマツダやジャパンエンジンコーポレーション、川崎重工業、ヤンマーパワーテクノロジーなどの企業がランクインしています。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「過給機関連技術」にてご覧いただけます。
参入企業の技術力と成長性を弊社アナリストが分かりやすく解説したレポートです。
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(注)レポートは弊社データベースにおける最新の収録範囲に基づき作成いたします。
そのため、ご注文のタイミングによっては上記ランキングと順位、値が異なる可能性があります。
【納品形態】
冊子1冊。CD-ROMにレポートのPDF、分析に使った特許公報リストCSVを収録。
パテントスコアを用いた総合力評価や出願件数などに基づく各種ランキングデータのご提供です。
【収録データ】 ・特許総合力ランキング_上位30社リスト ・有効特許件数ランキング_上位30社リスト ・開発規模(出願件数)ランキング_上位30社リスト ・競合状況分析マップ (権利者スコアマップ) ・母集団の公報リスト |
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