弊社はこのほど、2022年6月末までに米国特許商標庁で公開された「建設機械の部品関連技術」について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用いて参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
近年、米国では連邦議会にてインフラ投資を加速する法案が成立されており、建設機械のさらなる市場拡大がみこまれています。本ランキングでは、米国特許商標庁で公開されている「建設機械の部品関連技術」全般について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。
集計の結果「総合力ランキング(※1)」では、1位 コマツ、2位 CATERPILLAR、3位 ESCO GROUPとなりました(表1、図1)。
【米国:建設機械の部品関連技術 特許総合力トップ5】(表1)
順位 | 企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
有効特許件数 | 個別力 (最高スコア) |
---|---|---|---|---|
コマツ | 2,654.5 | 500 | 86.6 | |
CATERPILLAR | 2,448.1 | 553 | 83.3 | |
ESCO GROUP | 1,513.6 | 94 | 88.9 | |
日立建機 | 1,014.0 | 227 | 77.4 | |
DEERE & CO | 592.6 | 200 | 73.9 |
1位 コマツの注目度の高い特許には、「車体が大型化することを抑え、複数の排気ガス処理装置を搭載した作業車両」や「操作作業中の視点移動を少なくし、作業効率を向上させた建設機械の表示システム」などが挙げられます。
2位 CATERPILLARの注目度の高い特許には、「建設機械に使用されるバケットやブレードに装着する耐摩耗部品(GET)の信頼性を高める技術」や「重量測定の計算精度を向上させたペイロード監視システム」などが挙げられます。
3位 ESCO GROUPの注目度の高い特許には、「掘削機などに使用される摩耗要素を固定するためのカップリング組立体」や「掘削バケット等の掘削用前縁部を保護するための摩耗アセンブリ」などが挙げられます。
4位 日立建機は「作業機械の周囲に存在する障害物を監視するための周辺監視装置」などが、5位 DEERE & COは「特定された土壌圧縮に基づいて、動作制御信号を生成することができる車両制御システム」などが注目度の高い特許として 挙げられます。
6位以下にはクボタやコベルコ建機、住友建機などがランクインしています。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「【米国】建設機械の部品関連技術」にてご覧いただけます。
参入企業の技術力と成長性を取りまとめたレポートです。
【価格】 ※個別企業分析の対象企業は、特許総合力上位企業または任意にご指定可能。 |
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(注)レポートは弊社データベースにおける最新の収録範囲に基づき作成いたします。
そのため、ご注文のタイミングによっては上記ランキングと順位、値が異なる可能性があります。
【納品形態】
レポートのPDF、公報リストを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
レポート冊子やデータ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。
パテントスコアを用いた総合力評価や出願件数などに基づく各種ランキングデータのご提供です。
【収録データ】 ・特許総合力ランキング_上位30社リスト ・有効特許件数ランキング_上位30社リスト ・開発規模(出願件数)ランキング_上位30社リスト ・競合状況分析マップ (権利者スコアマップ) ・母集団の公報リスト |
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