弊社はこのほど、2022年9月2日までに日本の特許庁で公開されたリチウムチタン酸(LTO)を中心とする「リチウムイオン二次電池用酸化物系負極」関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
なお本レポートは、2016年12月21日にリリースした内容に対し、新たに出願・公開されたデータを加えて再調査した結果となります。
集計の結果、「総合力ランキング(※1)」では、1位 東芝、2位 LG ENERGY SOLUTION、3位 日本ケミコンとなりました(表1、図1)。
【リチウムイオン二次電池用酸化物系負極 関連技術 特許総合力トップ5】(表1)
順位 (最新) |
順位 (2016年) |
企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
有効特許件数 | 個別力 (最高スコア) |
---|---|---|---|---|---|
東芝 | 1,244.7 | 217 | 82.4 | ||
LG ENERGY SOLUTION | 273.3 | 53 | 70.5 | ||
日本ケミコン | 167.3 | 21 | 69.9 | ||
太平洋セメント | 153.0 | 17 | 62.2 | ||
昭和電工 | 141.8 | 18 | 67.9 |
総合力1位は2016年時の調査と同様に東芝で、今回の結果では2位以下との差がより大きくなりました。同社の注目度の高い特許としては、「炭酸リチウムまたは水酸化リチウムからなるリチウム化合物を含むLTO負極」が挙げられます。
総合力2位はLG ENERGY SOLUTIONとなっています。同社の特許は全て、前回調査時に2位であったLG CHEMから移転されたものです。LG ENERGY SOLUTIONの注目度が高い特許には「炭素材料を含んだLTOにおける炭素材料の平均粒子径」に関する特許などが挙げられます。
総合力3位の日本ケミコンは「酸化チタンを分散担持したカーボン」に関する特許の注目度が高くなっています。また前回同様、同社特許の多くは東京農工大発ベンチャーであるケー・アンド・ダブルとの共同出願となっています。
総合力4位の太平洋セメントは「負極活物質用酸化物に、セルロースナノファイバー由来の炭素と、グラファイトとが担持してなる酸化物系負極活物質」など、総合力5位 昭和電工は「酸化物負極を含有する全固体電池」などの技術が、注目度の高い特許として挙げられます。
これら総合力3位から5位の企業は全て2016年時よりも順位を上げており、特に太平洋セメントは58位から4位と大きく上昇しています。
6位以下には石原産業、村田製作所などの企業がランクインしています。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「リチウムイオン二次電池用酸化物系負極 関連技術」にてご覧いただけます。
参入企業の技術力と成長性を取りまとめたレポートです。
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そのため、ご注文のタイミングによっては上記ランキングと順位、値が異なる可能性があります。
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パテントスコアを用いた総合力評価や出願件数などに基づく各種ランキングデータのご提供です。
【収録データ】 ・特許総合力ランキング_上位30社リスト ・有効特許件数ランキング_上位30社リスト ・開発規模(出願件数)ランキング_上位30社リスト ・競合状況分析マップ (権利者スコアマップ) ・母集団の公報リスト |
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