弊社はこのほど、金融・保険関連業務における電子商取引技術の特許総合力ランキングをまとめました。電子商取引は企業間での取引はもとより、近年ではインターネットを利用して一般消費者を対象にしたサービスも活発に行われています。
今回の調査では、このうち金融・保険関連業務に着目し、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。
集計の結果、1位 沖電気工業、2位 大和証券グループ本社、3位 富士通となりました。
【金融・保険関連業務における電子商取引 特許総合力トップ5】
順位 | 企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
開発規模 (出願件数) |
個別力 (最高スコア) |
---|---|---|---|---|
沖電気工業 | 416.1 pt | 473 | 69.6 pt | |
大和証券グループ本社 | 324.9 pt | 163 | 65.9 pt | |
富士通 | 314.8 pt | 222 | 70.6 pt | |
三菱東京UFJ銀行 | 296.0 pt | 154 | 74.8 pt | |
ソニー | 221.5 pt | 76 | 71.8 pt | |
1位沖電気工業の注目度の高い特許には、セキュリティレベルに応じて取引限度額が設定される「現金自動預払機(ATM)」に関する技術などがあります。
2位大和証券グループ本社は、「証券決済を適切に管理する証券決済管理システム」などが、3位富士通は、「安全性の高い決済システム」などが、注目度の高い技術として挙げられます。
本分析の詳細については、定型レポート「金融・保険関連業務における電子商取引」にてご覧いただけます。
(※)総合力の評価では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を機関ごとに集計し、パテントスコアが50点以上のものを合算しています。50点以上のものだけを集計している理由は、パテントスコアが低くても特許件数が多いことによって総合力が上がってしまうことを防ぐためです。
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