弊社はこのほど、2019年2月末までに米国特許商標庁で公開された「ハイブリッド車関連技術」について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
集計の結果、「総合力ランキング(※1)」では、1位 トヨタ自動車、2位 FORD、3位 GENERAL MOTORSとなりました(表1、図1)。
【米国 ハイブリッド車関連技術 特許総合力トップ5】(表1)
順位 | 企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
有効特許件数 | 個別力 (最高スコア) |
---|---|---|---|---|
トヨタ自動車 | 13,111.6 | 2,602 | 85.1 | |
FORD | 9,763.5 | 1,986 | 81.7 | |
GENERAL MOTORS | 7,573.5 | 1,422 | 78.6 | |
本田技研工業 | 3,054.9 | 584 | 83.5 | |
アイシン・エィ・ダブリュ | 2,532.3 | 354 | 84.8 |
図1:ハイブリッド車関連技術 競合状況
1位 トヨタ自動車の注目度の高い特許には、「ハイブリッド車や電気自動車のワイヤレス充電に関する技術」や、「電池セルを冷却するための空気導入路が短く、空気の流通抵抗が小さな車両用電源装置」などが挙げられます。
2位 FORDは、「燃費を向上することができるハイブリッド車の動力伝達機構」に関する技術や、「運転者に対し全体的な効率を示すハイブリッド車用のシステム、表示方法」に関する技術などが、注目度の高い特許として挙げられます。
3位 GENERAL MOTORSの注目度の高い特許には、「遠隔で充電量を管理制御するシステム」に関する技術や「複数のトルク入力を同時に制御するハイブリッドのパワートレイン制御システム」に関する技術などが挙げられます。
そのほか、4位 本田技研工業は「シフトアップ時、シフトダウン時ともに変速時間を短縮できる自動変速装置」や「充電ステーションの場所を識別するシステム」などが、5位 アイシン・エィ・ダブリュは「駆動装置を小型化し、配線を簡素化することができる技術」や「電動機を冷却する冷媒回路を単純化する技術」などが、注目度の高い特許として挙げられます。
本分析の詳細については、定型レポート「米国 ハイブリッド車関連技術」にてご覧いただけます。
(※1)総合力の評価では、個別特許の注目度を得点化する、「パテントスコア」を企業ごとに集計し、パテントスコアが50点以上のものを合算しています。50点以上のものだけを集計している理由は、パテントスコアが低くても特許件数が多いことによって総合力が上がってしまうことを防ぐためです。
定型レポート、ランキングデータの販売
定型レポート 『米国 ハイブリッド車関連技術』
参入企業の技術力と成長性を取りまとめたレポートです。
内容 | 価格(税抜) | 納期 | ||
---|---|---|---|---|
定型レポート | 10万円 | 5営業日 | ||
個別企業分析(※) (追加オプション) |
1~3社まで (社数に関わらず同一価格) |
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(注)レポートは弊社データベースにおける最新の収録範囲に基づき作成いたします。
そのため、ご注文のタイミングによっては上記ランキングと順位、値が異なる可能性があります。
【納品形態】
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特許総合力ランキングデータ 『米国 ハイブリッド車関連技術』
パテントスコアを用いた総合力評価や出願件数などに基づく各種ランキングデータのご提供です。
【収録データ】
・特許総合力ランキング 上位30社リスト
・有効特許件数ランキング 上位30社リスト
・開発規模(出願件数)ランキング 上位30社リスト
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