弊社はこのほど、1993年1月から2019年1月までに日本の特許庁で公開された「パワーアシストスーツ関連技術」について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
パワーアシストスーツは、医療やリハビリ用途、重作業用途など幅広い分野で活用が進められています。本ランキングでは、パワーアシストスーツ技術全般について調査することを目的として、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。
その結果、「総合力ランキング(※1)」では、1位 本田技研工業、2位 トヨタ自動車、3位 CYBERDYNEとなりました(表1、図1)。
【パワーアシストスーツ関連技術 特許総合力トップ5】(表1)
順位 | 企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
有効特許件数 | 個別力 (最高スコア) |
---|---|---|---|---|
本田技研工業 | 489.7 | 148 | 101.8 | |
トヨタ自動車 | 209.2 | 103 | 79.3 | |
CYBERDYNE | 164.5 | 41 | 68.6 | |
パナソニック | 105.6 | 38 | 65.3 | |
大日本印刷 | 103.7 | 35 | 68.3 |
図1:パワーアシストスーツ関連技術 競合状況
1位 本田技研工業は、2位のトヨタ自動車以下を大きく引き離しています。注目度の高い特許には、「外骨格のアクチュエータを制御する方法及び制御装置」や、「歩行補助装置の大腿部装具」などが挙げられます。
2位 トヨタ自動車は、「歩行補助装置及び歩行補助方法」や、「脚の関節を自由に動かせない人のための脚装具に関する技術」などが、注目度の高い特許として挙げられます。
3位 CYBERDYNEの注目度の高い特許には、「重心位置検出装置を備えた装着式動作補助装置」や「歩行訓練装置及び歩行訓練システム」などが挙げられます。
そのほか、4位 パナソニックは「動作支援装置及び筋力訓練支援装置」などが、5位 大日本印刷は「アクチュエータ付き長下肢装具」などが、注目度の高い特許として挙げられます。
本分析の詳細については、定型レポート「パワーアシストスーツ関連技術」にてご覧いただけます。
(※1)総合力の評価では、個別特許の注目度を得点化する、「パテントスコア」を機関ごとに集計し、パテントスコアが50点以上のものを合算しています。50点以上のものだけを集計している理由は、パテントスコアが低くても特許件数が多いことによって総合力が上がってしまうことを防ぐためです。
(注):企業グループ作成のため、名寄せの対象とした企業は下記の通りです。
「CYBERDYNE」:CYBERDYNE、筑波大学
「パナソニック」:パナソニック、パナソニックIPマネジメント
定型レポート、ランキングデータの販売
定型レポート 『パワーアシストスーツ関連技術』
参入企業の技術力と成長性を取りまとめたレポートです。
内容 | 価格(税抜) | 納期 | ||
---|---|---|---|---|
定型レポート | 10万円 | 5営業日 | ||
個別企業分析(※) (追加オプション) |
1~3社まで (社数に関わらず同一価格) |
+20万円 | +5営業日 | |
4社目以降、 1社あたり |
+7万円 | +1営業日 |
(注)レポートは弊社データベースにおける最新の収録範囲に基づき作成いたします。
そのため、ご注文のタイミングによっては上記ランキングと順位、値が異なる可能性があります。
【納品形態】
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特許総合力ランキングデータ 『パワーアシストスーツ関連技術』
パテントスコアを用いた総合力評価や出願件数などに基づく各種ランキングデータのご提供です。
【収録データ】
・特許総合力ランキング 上位30社リスト
・有効特許件数ランキング 上位30社リスト
・開発規模(出願件数)ランキング 上位30社リスト
・競合状況分析マップ (権利者スコアマップ)
・母集団の公報リスト
【納品形態】
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【価格】
50,000円(税抜)