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【米国:次世代自動車】特許総合力トップ3はトヨタ、CHRYSLER GROUP、GM GLOBAL TECHNOLOGY


2013年02月19日

 弊社はこのほど、2013年1月から欧米にて本格運用が始まった「共同特許分類(CPC)」を用い、米国における次世代自動車関連技術について、参入企業の競争力に関する調査をまとめました。

 電気自動車(EV)やハイブリッド自動車(HV)など次世代自動車関連技術として、1980年から2012年12月末までに米国特許商標庁で公開され、CPC「Y02T10/60~Y02T10/76(次世代自動車関連技術(注1))」が付与された特許15,061件を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」による評価を実施し、特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」を集計しました(注2)。

 その結果、1位 トヨタ自動車、2位 CHRYSLER GROUP、3位 GM GLOBAL TECHNOLOGYという結果となりました。また2006年から現在までの推移をみると、2位以下の海外企業勢が総合力を大きく伸ばしています。


   【次世代自動車関連技術 米国特許総合力トップ5】

順位 企業名 総合力(pt)
(権利者スコア)
有効特許件数
  現 在   2006年   現 在   2006年   現 在   2006年
1
1
TOYOTA JIDOSHA KK3960.41698.31619415
2
10
CHRYSLER GROUP(※1)3312.8311.119074
3
18
GM GLOBAL TECHNOLOGY
OPERATIONS INC
3032.9184.8793143
4
39
DAIMLER AG1897.7109.215226
5
62
BMW AG(※2)1823.677.715316
 ※1:「CHRYSLER GROUP」には、「CHRYSLER GROUP GLOBAL ELECTRIC MOTORCARS LLC」「CHRYSLER GROUP LLC」「CHRYSLER CORP」を含みます。
 ※2:BAYERISCHE MOTOREN WERKE AKTIENGESELLSCHAFT

図1:米国 次世代自動車関連技術 競合状況
図1:米国 次世代自動車関連技術 競合状況


図2:次世代自動車関連技術 要素技術別出願件数推移
図2:次世代自動車関連技術 要素技術別出願件数推移


 1位トヨタ自動車は、「動力出力装置およびその制御方法」や「ハイブリッド車両におけるデュアル噴射型内燃機関の空燃比学習制御方法」など、主に「【Y02T10/62】ハイブリッド自動車関連技術」分野で注目度の高い特許を有しています。また、「非接触受電装置、非接触送電装置、非接触給電システムおよび電動車両」や「共鳴型非接触充電装置」など、「【Y02T10/70】電気自動車のバッテリー関連技術」分野として充電インフラに関する特許出願も積極的に行っています。

 2位CHRYSLER GROUPは、「ハイブリッド電気車の熱エンジンと電気モータートルク配分法」や「ハイブリッド自動車ブレーキ混合方式」など、「【Y02T10/62】ハイブリッド自動車関連技術」分野で注目度の高い特許を多く有しています。

 3位GM GLOBAL TECHNOLOGYは、CHRYSLER GROUPやBMW AGとの共同保有特許も多い中、「Gain adjustment to improve torque linearity in a field weakening region(和文題名無し)」や「Method and apparatus to determine rotational position of an electrical machine(和文題名無し)」など、主に「【Y02T10/64】電気自動車の電子機器関連技術」分野で注目度の高い特許が見られます。

 次世代自動車関連技術の出願件数推移(要素技術別)を図2に示します。2008年までは、「【Y02T10/70】電気自動車のバッテリー関連技術」分野と「【Y02T10/62】ハイブリッド自動車関連技術」分野への出願が分野全体を牽引していますが、この年をピークとして、「【Y02T10/62】ハイブリッド自動車関連技術」分野への出願は、やや減少傾向を示しています。「【Y02T10/64】電気自動車の電子機器関連技術」分野も同様に減少傾向を示しています。2009年以降の「【Y02T10/70】電気自動車のバッテリー関連技術」分野では、「非接触給電システム」や「車両充電装置安全システム」など、充電インフラに関する出願が増加傾向を示しています。

図3:上位企業 次世代自動車関連技術 要素技術別出願状況

図3:上位企業 次世代自動車関連技術 要素技術別出願状況

 本調査で出願件数が多い上位10社について、要素技術別出願状況を図3に示します。上位10社のうち、7社が日本企業となっています。なお、トヨタ自動車、GM、本田技研工業、FORD、日産自動車など主要な自動車メーカーは、全期間を通じて「【Y02T10/62】ハイブリッド自動車関連技術」分野への特許出願が多く、近年では「【Y02T10/70】電気自動車のバッテリー関連技術」分野の出願が増加傾向にあります。

 本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「米国 次世代自動車関連技術」にてご覧いただけます。

 



【調査対象の特許群について】
1980年から2012年12月末までに公開された特許が対象。




注1:Y02T10/60以下の下位階層CPCが付与されているもの。
注2:総合力の評価では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を機関ごとに集計し、パテントスコアが50点以上のものを合算しています。50点以上のものだけを集計している理由は、パテントスコアが低くても特許件数が多いことによって総合力が上がってしまうことを防ぐためです。


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