弊社はこのほど、日本特許版に引き続き、2022年7月末までに米国の特許庁が公開したリチウムチタン酸(LTO)を中心とする「リチウムイオン二次電池用酸化物系負極」関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
なお本レポートは、2016年12月22日にリリースした内容に対し、新たに出願・公開されたデータを加えて再調査した結果となります。
集計の結果、「総合力ランキング(※1)」では、1位 東芝、2位 GLOBAL GRAPHENE GROUP(米)、3位 LG ENERGY SOLUTIONとなりました(表1、図1)。
【米国:リチウムイオン二次電池用酸化物系負極 関連技術 特許総合力トップ5】(表1)
順位 (最新) |
順位 (2016年) |
企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
有効特許件数 | 個別力 (最高スコア) |
---|---|---|---|---|---|
東芝 | 690.0 | 151 | 77.2 | ||
GLOBAL GRAPHENE GROUP | 375.3 | 60 | 82.4 | ||
LG ENERGY SOLUTION | 228.8 | 59 | 79.3 | ||
MEDTRONIC | 203.8 | 12 | 79.6 | ||
SAMSUNG SDI | 199.8 | 44 | 71.2 |
総合力1位の東芝は日本特許版のランキングと同様、他社を圧倒する結果となっています。同社は「LTO粒子の平均細孔直径」に関する特許が高い注目度となっています。
総合力2位のGLOBAL GRAPHENE GROUPは、社名の通り「グラフェン発泡体により保護されたチタン酸化物等による負極活物質」に関する特許の注目度が高くなっています。同社の保有特許は、2016年時点では全てNANOTEK INSTRUMENTSの名義となっていました。
総合力3位はLG ENERGY SOLUTIONとなっています。同社の米国特許は日本特許と同様、全てLG CHEMから移転されたものとなっています。LG ENERGY SOLUTIONの注目度が高い特許には「LTO負極を持つケーブル型二次電池の製造方法」に関する特許などが挙げられます。
総合力4位のMEDTRONICは「LTO負極を持ち、人体に埋め込み可能なリチウムイオン電池の充電方法」など、総合力5位のSAMSUNG SDIは「バナジウム酸化物を含むコアとコア表面に形成される無機酸化物コーティング層を有する負極活物質」などの技術が、注目度の高い特許として挙げられます。
6位以下にはBATTELLE MEMORIAL INSTITUTE、UCHICAGO ARGONNEなどの企業がランクインしています。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「米国:リチウムイオン二次電池用酸化物系負極 関連技術」にてご覧いただけます。
参入企業の技術力と成長性を取りまとめたレポートです。
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そのため、ご注文のタイミングによっては上記ランキングと順位、値が異なる可能性があります。
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パテントスコアを用いた総合力評価や出願件数などに基づく各種ランキングデータのご提供です。
【収録データ】 ・特許総合力ランキング_上位30社リスト ・有効特許件数ランキング_上位30社リスト ・開発規模(出願件数)ランキング_上位30社リスト ・競合状況分析マップ (権利者スコアマップ) ・母集団の公報リスト |
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