弊社はこのほど、全固体型リチウムイオン二次電池(※1)について特許分析ツール「BizCruncher」を用い、参入企業に関する調査結果をまとめました。
電気自動車や蓄電用途としてリチウムイオン二次電池が注目されていますが、従来型は有機溶媒を電解質と用いているため、液漏れや発火といった安全性に問題を抱えています。そこで、次世代型として、電解質に固体を用いた全固体型リチウムイオン二次電池の開発が進められています。
本調査では全固体リチウムイオン二次電池関連の特許を集計し、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。
その結果、「総合力ランキング」(※2)では、1位 出光興産、2位 パナソニック、3位 トヨタ自動車となりました。
【全固体型リチウムイオン二次電池 特許総合力トップ5】
順位 | 企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
開発規模 (出願件数) |
個別力 (最高スコア) |
---|---|---|---|---|
出光興産 | 240.6 pt | 103 | 71.1 pt | |
パナソニック | 237.0 pt | 118 | 76.0 pt | |
トヨタ自動車 | 180.0 pt | 92 | 68.4 pt | |
オハラ | 104.3 pt | 43 | 68.3 pt | |
ナミックス | 104.0 pt | 8 | 73.8 pt | |
最も出願件数が多いのはパナソニックですが、2008年以降の出願は見られません。総合力の経時変化を見ると、当初はパナソニックが他社を圧倒していましたが、2008年以降に出光興産、トヨタ自動車が出願件数とともに大きく総合力を伸ばし、現在のような競合状況に至っています。
これら上位3社に次ぐのがオハラ、ナミックスとなっています。パナソニックを除き、現行のリチウムイオン二次電池メーカーではない企業が上位となっていることが特徴的と言えます。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート「全固体型リチウムイオン二次電池」にてご覧いただけます。
参入企業の技術力と成長性を取りまとめたレポートです。
【価格】 ※個別企業分析の対象企業は、特許総合力上位企業または任意にご指定可能。 |
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(注)レポートは弊社データベースにおける最新の収録範囲に基づき作成いたします。
そのため、ご発注のタイミングによっては上記ランキングと順位、値が異なる可能性があります。
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レポート冊子やデータ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。
パテントスコアを用いた総合力評価や出願件数などに基づく各種ランキングデータのご提供です。
【収録データ】 ・特許総合力ランキング_上位30社リスト ・有効特許件数ランキング_上位30社リスト ・開発規模(出願件数)ランキング_上位30社リスト ・競合状況分析マップ (権利者スコアマップ) ・母集団の公報リスト |
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