弊社はこのほど、独自に分類した「石油・エネルギー」業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「石油・エネルギー業界 特許資産規模ランキング2013」をまとめました。2012年4月1日から2013年3月末までの1年間に登録された特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を用いた評価を行い、企業ごとに総合得点を集計しました。このランキングにより、件数比較だけでは見られない、特許総合力の評価が可能になります。
その結果、1位 中国電力、2位 出光興産、3位JX日鉱日石エネルギーという結果になりました。
【石油・エネルギー 特許資産規模ランキング2013】
順位 | 前年 順位 |
企業名 | 特許資産 規模 (pt) |
登録 件数 |
---|---|---|---|---|
中国電力 | 25,491 | 990 | ||
出光興産 | 9,542 | 299 | ||
JX日鉱日石エネルギー | 8,391 | 446 | ||
大阪ガス | 7,123 | 333 | ||
東京電力 | 4,119 | 198 | ||
東京ガス | 3,798 | 194 | ||
関西電力 | 2,940 | 148 | ||
中部電力 | 2,733 | 113 | ||
SHELL INTERNATIONAL RESEARCH MAATSCHAPPIJ | 2,639 | 75 | ||
コスモ石油 | 1,896 | 98 | ||
1位の中国電力の注目度の高い特許には、「火力発電所のボイラから排出される排ガス中の硫黄硫化物除去のための湿式排煙脱硫装置」や、「火力・原子力発電所における復水器冷却用水の取水設備などの取水口」に関する技術などがあります。
2位の出光興産の注目度の高い特許には「電気的特性に優れた電子写真感光体」や「発光効率が高い有機エレクトロルミネッセンス素子」に関する技術などがあります。
3位のJX日鉱日石エネルギーは、「ガソリンエンジンや、メタノール含有燃料対応エンジン、ガスエンジンなどの潤滑油として好適な内燃機関用潤滑油組成物」や、「十分な運転性能を確保しつつ、硫黄分を低減した無鉛ガソリン組成物」などが注目度の高い特許として挙げられます。
また、4位の大阪ガスは、「劣化原因ガスによる劣化を回復することができる燃料電池の運転方法」や「導電性と透明性とを両立できるカーボンコイルを用いた導電性組成物」などが注目度の高い技術として挙げられます。
【ランキングの集計について】本ランキングに関するさらに詳しい情報を、下記の通り販売しています。
・石油・エネルギー 特許資産規模ランキング(全期間トップ100と2012年度のトップ30)
・石油・エネルギー 保有件数ランキング(全期間トップ100と2012年度のトップ30)
・全業種 特許資産規模ランキング(全期間と2012年度トップ100)
・全業種 保有件数ランキング(全期間と2012年度トップ100)
※本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2013年3月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる特許が含まれる可能性があります。
※本ランキングは、企業単位の集計値を収録しております。個別特許の評価データを別途ご希望の場合は下記フォームよりお問い合わせください。
【価格】
50,000円(税抜)
【納品形態】
上記データを収録したエクセルファイルをメールで御納品。
データ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。
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