弊社はこのほど、マンガン系リチウムイオン2次電池の技術領域における競合状況について調査した結果をまとめました。マンガン系リチウムイオン2次電池は、希少資源であるコバルトを正極材料に使ったリチウムイオン2次電池の代替えとして注目を集めており、各社が開発を進めています。今回の調査では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました(2010年4月末時点のパテントスコアに基づき評価)。
その結果、「総合力ランキング(※)」では、1位NEC、2位三洋電機、3位三菱化学となりました。NECの特許件数は34件と、上位5社中で4位ですが、注目度の高い特許を多く保有していることから、総合力で1位となりました。
【リチウムイオン2次電池 マンガン系正極 特許総合力トップ5】
| 順位 | 企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
開発規模 (特許件数) |
個別力 (権利者最高スコア) |
|---|---|---|---|---|
| NEC | 216.2 pt | 34 | 30.2 pt | |
| 三洋電機 | 186.2 pt | 83 | 16.8 pt | |
| 三菱化学 | 158.1 pt | 69 | 17.2 pt | |
| GSユアサ | 102.9 pt | 84 | 17.0 pt | |
| 日本化学工業 | 90.3 pt | 18 | 29.5 pt | |
日産自動車の電気自動車向けリチウムイオン2次電池は、NECとの共同出資であるオートモーティブエナジーサプライにより製造されることになっていますが、正極技術に関しては、日産自動車も関連特許を出願しているものの、NECの技術が主体になっているものと予想されます。
本分析の詳細については、簡易コンサルレポートBの「特定技術分野の競合分析:マンガン系リチウムイオン2次電池」に掲載しています。
【レポート収録内容】
マンガン系リチウムイオン2次電池の技術分野における、出願件数の年推移、出願件数ランキング、審査ステータス分類、パテントスコア分布、競合状況を可視化する「権利者スコアマップ」、パテントスコア上位10件の特許リスト、経過情報から見た主要企業比較、審査官引用情報から見た主要企業の対競合影響度、発明者分析
【調査対象範囲】
出願日が1992年以降で、1993年から最新2010年4月末までに公開された特許公報が対象。公開、登録、公表、再公表のすべてが対象で、登録と、公開・公表・再公表が重複している場合は、登録を優先。企業等の集計単位は権利者ベースとする。
【納品形態】
冊子1冊。分析に使った特許公報リストCSVをCD-ROMに収録。特許分析ツール「Biz Cruncher:ゴールド」ご利用2週間(分析母集団を使ってご自身で調査していただけます)。
※レポートのサンプルはこちら(「エレクトロルミネッセンス光源編(PDF)」)を参照ください。
【価格】
コース1)「全体俯瞰 競合分析」:99,800円(税込) 納期:1週間
コース2)「全体俯瞰 競合分析」+「個別企業分析(上位5社)※」:31万5000円(税込) 納期:2週間
※「個別企業分析」の対象企業はご相談に応じます。
ご注文の際は、下記フォームの「詳細・その他」の欄にいずれかのコースをご記入ください。
※個別特許の経過情報付きリストも合わせてご希望の場合は、別途お見積りいたします。
※そのほか、リチウムイオン2次電池全体、正極全体に関するレポート等も承ります。
※また個別のご要望にお応えする「カスタマイズレポート」をご希望の方は、お問い合わせください。
お問い合わせフォームよりお申込みいただくか、お電話(03-5835-5644)にてお問い合わせください。
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