廃液処理や汚水処理で利用される、膜分離活性汚泥法(MBR)及びMBR装置について、参入企業に関する調査結果をまとめました。MBRは従来の下水、工場排水処理における沈殿池を必要としないことから省スペース化が可能となる特徴があり、近年その市場も急拡大しています。
今回の調査では、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースとして、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました(2010年8月末時点のパテントスコアに基づき評価)。その結果、「総合力ランキング(※)」では、1位クボタ、2位 三菱レイヨン、3位 東レとなりました。
【MBR技術 特許総合力トップ5】
| 順位 | 企業名 | 総合力 (権利者スコア) |
開発規模 (出願件数) |
個別力 (最高スコア) |
|---|---|---|---|---|
| クボタ | 1452.7 pt | 145 | 87.4 pt | |
| 三菱レイヨン | 1202.5pt | 77 | 69.9 pt | |
| 東レ | 798.9 pt | 65 | 64.8 pt | |
| 神鋼環境ソリューション | 728.1 pt | 24 | 75.5 pt | |
| SIEMENS | 677.6 pt | 13 | 71.4 pt | |
本調査において特筆すべき点は、総合力1位のクボタが出願した特許により、多くの他社特許が拒絶査定を受けているという点です。調査対象特許の実に一割近くがクボタの出願した特許により拒絶査定を受けています。これは同社の技術が他社よりも先行しているということを表しており、こういった結果も高い市場シェア(世界シェアがGEに次ぐ2位)につながっているものと言えます。
本分析の詳細については、簡易コンサルレポートBの「特定技術分野の競合分析:膜分離活性汚泥法(MBR)」に掲載しています。
【レポート収録内容】
膜分離活性汚泥法(MBR)に関する、出願件数の年推移、出願件数ランキング、審査ステータス分類、パテントスコア分布、競合状況を可視化する「権利者スコアマップ」、パテントスコア上位10件の特許リスト、経過情報から見た主要企業比較、審査官引用情報から見た主要企業の対競合影響度、発明者分析
【調査対象範囲】
出願日が1992年1月以降で、1993年から2010年8月末までに公開された特許公報が対象。公開、登録、公表、再公表のすべてが対象で、登録と、公開・公表・再公表が重複している場合は、登録を優先。企業等の集計単位は権利者ベースとする。
【納品形態】
冊子1冊。分析に使った特許公報リストCSVをCD-ROMに収録。特許分析ツール「Biz Cruncher:ゴールド」ご利用2週間(分析母集団を使ってご自身で調査していただけます)。
※レポートのサンプルはこちらを参照ください。
【価格】
コース1)「全体俯瞰 競合分析」:99,800円(税込) 納期:1週間
コース2)「全体俯瞰 競合分析」+「個別企業分析(上位5社)※」:31万5000円(税込) 納期:2週間
※「個別企業分析」の対象企業はご相談に応じます。
ご注文の際は、下記フォームの「詳細・その他」の欄にいずれかのコースをご記入ください。
※個別特許の経過情報付きリストも合わせてご希望の場合は、別途お見積りいたします。
※膜分離活性汚泥法(MBR)のほか、膜、薬品、ろ過装置、海水淡水化、ポンプ、上下水道漏水防止、水質検査に関するレポートも承ります。
※また個別のご要望にお応えする「カスタマイズレポート」をご希望の方は、お問い合わせください。
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