FacebookがIBMから特許750件を取得することが報道されました。
【参考】Facebook、IBMから特許750件を買収―Yahoo!からの訴訟に防衛体制を整える
実際にどの特許がFacebookへ権利移転されるかは、未だ情報がありませんが、実際にこの移転により最大限どれほどの影響がYahooにあるかを調査いたしました。
Yahooが出願した全特許約3400件が引用しているIBMの有効特許504件について、特許の質の評価であるパテントスコアを加味して分析した結果が以下の図です。
この図は、Yahooが引用しているIBMの有効特許を技術分野ごとに集計し、どの分野が質的に注目度が高いかを示したものです。
これによると、Yahooのビジネスの中核に関わる検索技術はもちろん、世界的に普及しているYahoo IMにも関わるメッセージング技術や、WEBの基本である画面構成・GUIについての特許が目立っており、これらの技術に関する特許網を構築してきたIBMからFacebookが特許を取得することは、有効な策であると予想されます。
今後、より多くの情報が開示されれば、米国特許商標庁のDBにおける権利移転情報に基づいて、弊社の分析ツールBiz Cruncherにより、具体的な内容に踏み込んだ分析が可能となります。
本分析の詳細については、簡易コンサルレポート「個別企業特許ポートフォリオ分析:IBM(YAHOOによる引用)」に掲載しています。
本記事の特許群についての、より詳しい分析を提供いたします。
各種統計、分野ごとの分析等を
レポートのサンプルはこちらを参照ください(PDF)。
【価格】
100,000円(税抜) 納期:1週間
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レポート冊子やデータ一式を収録したCD-Rでの御納品をご希望の場合にはご相談ください。
【レポート収録内容】
第1章 全体俯瞰分析
1-1 出願件数の推移とステータス
1-2 パテントスコア分布、高パテントスコアリスト
1-3 共同出願ランキング
第2章 技術分類別注目度評価
2-1 技術分類マップ
2-2 個別分野の分析
検索・DB関連分野
2-3 個別分野の分析
GUI・画面表示関連分野
2-4 個別分野の分析
メッセージング関連分野
2-5 高評価技術分野の経過情報分析
第3章【参考資料】
3-1 パテントスコアについて
3-2 技術分類マップについて
3-3 米国特許分類 原文
3-4 分析に用いたツール「BizCruncherUSA」について
*分析のカスタマイズをご希望の方は、お問い合わせください。
今回の分析対象の特許504件の詳細な経過情報、パテントスコアの一覧のデータです。
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